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Re:animation

歌舞伎町「Re:animation」3たび 5月3日にアニメとクラブが融合
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1912360&media_id=50

 うむ。3回目。

 屋外DJパーリー。
 テクノ、ハウス、ロック、アニソンが歌舞伎町で鳴り響くイベント。
 アニソン。ここがポイントでしょうね。

 1回目から参加してますが、なかなか面白いイベントです。
 アニメファンも音楽ファンも楽しめると思います。
 コスプレして臨む人もいましたし、と思えばアニソンなんて関係ない!のテクノで圧してくるDJもいますし。
 アニメに生理的に嫌悪感持つ人には向いてないイベントでしょうし、アニソンでない音楽は受け入れられない人にもダメかもしれません。
 ただ、それらボーダーレスに楽しめる人にはとても面白いイベントでしょう。濃い薄いはあるでしょうけれどアニメオタクの人でも音楽好きはいますし、音楽好きの人にもアニメを見る人はいますもんね。


 
 まぁそんなことより何より、歌舞伎町のど真ん中で約1000人を躍らせてUSTREAM瞬間視聴者数世界一になったこのイベントが、『企業が絡んで利益を目的にしたイベントではない個人発信のものである』というだけで実に痛快です。



 すでに大規模になってしまって今回もどうなるのかと思ってましたが、資金繰りをCAMPFIRE(※)というシステム・・・?団体?・・・を使って行っています。
 単純にいうと『皆でお金出せる分出し合ってイベント作ろうよ』というものです。
 でお金を出してくれた人には特典が付いてくると。

 ここで面白いのは、スポンサーを企業に頼ってない事です。
 この規模なら企業から話もありそうですけど、まぁあったらしいんですけど、そこにはいかなかった。
 あくまで“個人の手によって作られる”イベントにこだわった。
 このイベントの主催者はかなりそこにこだわっています。

 大きな規模のイベントになると例えこれが個人の手によって運営されているイベントといっても、サービスを提供する側、サービスを受ける側に別れてしまいます。
 元々は「大きな音で音楽かけてみんなで踊ろうよ」というところから始まってDJも運営もフロアにいる人も「その場所を自分達が作っている」という感覚が当初あっても、人が増えイベントが繰り返し行われ時間も経てば、その色は薄くなってきます。
 今回はそこに対する1つの答えになるでしょう。
 そのイベントを成功させるために、身銭を切る。



 「俺も金を出してる」「私もお金を出した」=「俺が(私が)Re:animationだ」


 この感覚があるといいですねぇ。
 
 あ。
 このイベントはクリーンなイベントを目指してます。色んな意味で。
 まずは目の前にゴミがあったら拾ってみますか。どうですか。
 成功させたいですねぇ。



※・・・その昔、貴族がパトロンとなって音楽家や画家に作品を作らせていました。それを現代版にして個人個人が小さなハプスブルグ家になってそういった色んな活動を支援しようという活動みたいです。まぁ詳細はサイト見てください。

http://camp-fire.jp/
# by skullscafe | 2012-02-19 09:36 | 音楽

地震近況@茨城県南

茨城県かすみがうら市、余震が断続的にあります。

3日以内にまたデカイのが来るとか聞いています。ホントならば結構マズイですね…現段階で家のあちこちに亀裂が入ってるようですし、開かない窓もありますし。家自体が歪んでるようなので。



朝、弟の車で役場の給水を受けに。
500mlペットボトル3本。
水入れる容器あれば、その分、軽トラの荷台に積んだタンクから配水受けられた様子。

帰りがけ弟の車、給油。ガソリンスタンドまで1時間弱くらい待つ程の車の列。
1台上限20L。
食料調達。
カップラーメン売り切れ。
パン売り切れ。
水売り切れ。
他飲み物は有り。
冷凍食品は販売中止の張り紙。(電気止まってる時間があったせい?)
朝方ジャガイモあったが昼頃立ち寄ったら売り切れ。
缶詰めも数少なく。

その後僕も給油しに来るが1時間半待ち。
同じく20L上限の給油。
家に戻ると復旧した水道が断水すると聞かされる。
今のうちに水道の水を貯めるためのポリタンクかポリバケツを入手するべく近所のホームセンターへ。
ポリタンク、ポリバケツ共、売り切れ。考えることは皆同じ。
隣にあった、でかいゴミ箱2つ買う。

ここまで来てあまりに行動が後手後手でマヌケ過ぎて泣けてくる。
はたと思い当たる。
うちにも井戸あるが飲み水としては適さないというのは本当か?
アルカリ性強いからウンヌンて関係あるのかな。
結局断水ナシ。
断水話はどこへ!いや有り難いんだけどさ。
濁ってて水圧弱いけど。沸騰させてから使えとの防災かすみがうらの放送。

土浦の弟の所は断水。電気は来てるとか。
水道水をビニールに入れ渡す。
そうこうしていたらもう日が暮れた…
父はガソリンを入れられなかった。何処に入れに行ったのか知らないが…

ウチはライフラインは生き返ったので恵まれてる。
有り難い。
普通の生活がどれくらいの人の力で成り立っているか。
そして普通の生活がどれくらい簡単にひっくり返るか、更にはどれくらいその時の備えが出来ていないか。
今更だけど。
今更になる前の人の参考になれば良いかなとも。

宮城岩手も大変ですが
茨城県北も大変のようです。
詳細な情報など分からず、それについて僕がつぶさに語ることは出来ませんが、知人友人のネット上の日記、メールの行間から漂う疲弊感からそれが伝わってくる感じがします。
# by skullscafe | 2011-03-13 22:17

公演情報

茨城の上のほうで芝居するという情報が入りました。
見に行くと良いです。
地方でも文化は根付くのだよ。
なんてな。
都内でなくとも頑張ってる劇団はあるわけです。


・・・・・・・・・・・
籠宮ジュン率いる
チーム無秩序 演劇公演
「けれどスクリーンいっぱいの星」
作:高橋いさを
演出:棚谷黒胡椒

■日取り■
2011年3月19日(土) 、20日(日)
■開演時間■
19日 18時30分
20日 14時00分
※開場は両日30分前からとなっております。
■チケット価格■
前売り 500円
当日 800円
■会場■
日立市多賀市民会館(多賀市民プラザ)
1階 小ホール
※JR常陸多賀駅より真っ直ぐ徒歩10分。進行方向左手にある新しい建物です。お車の方は敷地内の有料駐車場をご利用ください。

■キャスト■
棚谷黒胡椒、渡邊南、ひらがなであおき、chokusi、菅野雄也、井上友美、籠宮ジュン、チヒロ( ´Д`)y━・~~ 、佐藤由梨
■Wキャスト■
長谷川舞子(19日)、柏淑子(20日)
■特別出演■
吉村晃、大和田優子. 、清仁★ロマンチック
■スタッフ■
上田彩、鈴木めぐみ、斉藤浩代、吉久保美佳、谷純子

■参加劇団■
劇団青色ジョーカー、演劇集団☆ハジメ、演劇集団 風ノ街、劇団√6、劇団ペンギン座

■ あらすじ ■
某月某日。
どこにでもある平凡なアパート「常盤コーポラス23」。
そこに住む5人の男女の前に突如現れたのは、なんともう1人の自分「アナザー」!
侵略者を名乗り、悪逆非道の限りを尽くすアナザー達に、地球防衛軍となった住人達が戦いを挑む!
・・・・・・・・・・・
# by skullscafe | 2011-02-26 00:26

ネタ帳

ネタにつまって過去のネタ帳を引っ張り出してきてみた。

…。

よ…読めん…
大部分がただの落書きだったが所々、物語の断片的なものや思いついたシーンを漫画のネームっぽくしたものがあったが、何が書いてあるか解読不可能。(笑)

その中でまともに読めるものが1つあって、それを形にしてみることにする。
少しトチ狂った物語だがまぁ良い。やってみようじゃないの。
# by skullscafe | 2011-02-05 16:02

Re:animation終了!

 新宿歌舞伎町初のレイヴが終わりました。

http://reanimation.jp/

 早い話が屋外DJイベントです。
 
 正午スタート時は人がまばらだったのでヒヤヒヤしましたが、終わってみれば、会場に800人?1000人?の動員数。USTで2000人が視聴。みたいです。USTで瞬間視聴人数世界一になったってホント?


 新宿は古い建物が取り壊され新しいキレイな建物が次々と出来ています。久しぶりにくると気後れするくらいです。
 その裏ではライブハウスがなくなりクラブがなくなり芝居小屋が消えています。シアタートップスもシアターアプルも何か三丁目のあそこら辺にあった劇場もなくなりました(劇場ばかり記憶にある)。

 何で文化の発信場所を潰していくのでしょうね。
 街がキレイになるのは結構ですけど失ったものも大きいと思います。
 上に挙げた無くなってしまった場所は街の匂いを作っていたのではないかなと思います。
 街がキレイになるとは無臭になる=個性が無くなることなんでしょうか。
 だとするなら寂しい話です。

 新宿というのは何かが生まれる街という印象があります。
 なんか、あるんです。そーゆー雰囲気が。
 僕の新宿の印象は芝居がベースにあるせいかもしれません。蜷川幸雄が活躍した街であり小劇団の登竜門的なシアタートップスがありその先には紀伊国屋ホールが待っています。
 それは他のジャンル、例えば音楽でもおなじような事がいえるんじゃないかと勝手に想像します。リキッドルームやローリングストーンがあってそれをキッカケに生まれ出てきたものがあると思います。

 とにかく新宿は文化を生み出す場所だったんじゃないかと思っていました。

 そんなこともあり、劇場やライブハウスが無くなっていくのは寂しいことだなと、下手したら街自体の力や魅力のようなものが無くなっていくんではないかと。そんな事を思っていました。


 そこに来てRe:animationが開催されました。

 アニメオタクの手による音楽イベント。
 商業的なイベントではありません。
 個人が個人を助けるように集まり形を成してきた個人発信のイベントです。
 強引に利益目的で作り出されたイベントではないです。
 皆が望み皆がそれを助け具現化し、それを皆が楽しみ、更に皆が次を望み、それに向けまた皆が動いていく…
 まるで夢で出来ているような奇跡的なイベントです。歪みない。
 久しぶりに新宿が生み出した文化の種のように思います。
 アニメと音楽の融合。この先何が起きるのか。
 もしかしたら僕等は歴史的瞬間に立ち会ったのではないか、そんな事を思ったりします。
 しかしまぁそんな事は先々の人々が判断することで。

 とにかく今日は楽しかったなって事で。


 個人的に…hideさんのプレイがとにかく最高でした。
 まるで教授と高橋幸宏と細野春臣が1人になってそこにいるような。

…ちょっと違うな…

や、とにかく最高でした。
# by skullscafe | 2010-12-23 22:20