ALWAYS 三丁目の夕日

きっと君は来ない・・・一人きりのクリスマスイブ。あ~あ。
 だったので、映画を見てきた。
 
 周辺で非常に評価が高かった事、そして吉岡秀隆が好きである事が手伝って気になっていた映画『ALWAYS 三丁目の夕日』。
 結論から言うととても良かった。
 
 なんだろう。普通に見れた映画だった。普通にその世界に入り込んでいた。そして、エンドロールが流れると終わってしまうのがとても残念でならなかった。もっとその世界にいたかったのに。
 映画が始まってしばらくの間は、ずっとズルイズルイと思っていた。舞台は昭和33年。ミゼットが現役で走っている時代。あ、今そのミゼットの横を通り過ぎていったのはクラウンか?(ちょっと前に復刻版として限定生産されたっていう車に似てた。その車は何でも初代クラウンをイメージしたらしい。アレ、カッコよかったよなぁ。)チンチン電車(=路面電車)は現役だし。(広島が懐かしい)東京の癖に空が広いし。
 ああ、こんな街、すごく良い。走っている車のデザインとかもう滅茶苦茶僕の好みだし。ズルイ。こんな街があったら住みたい。滅茶苦茶住みたい。
 何より、人が熱い。皆日々生きる事に熱い。その街を形作っている根底にはその人たちの思いがあるのだ。
 この映画の中で人々は日々を生き生きと暮らしている。貧しいながらもこれからは今よりもっと良くなると信じている。
 
 最近、自分探しや隣の芝の青さばかり気にしているんじゃないか?何かに煽られて何だか逆に自分を見失って無いか?
 生活向上したいなら、まずは働けよ。仕事なんて何でも良いじゃん。方法は何でアレ金稼げよ。
 夢を追っかけるなら、喰えねぇだの金がねぇだの言わずにまずやれよ。
 動けよ、とにかく動けよ。いや、と言うよりも、そういうこと考えてたら体が先に動かずにはいられないんじゃないの?
 
 ・・・と、言われてる気がした。

 そして、熱いものがこみ上げてきたのは特にお涙頂戴のシーンでもなくて、六(六子)が社長に食いついて大喧嘩をするシーンで、上記したような事を端的に表したシーンだった。ちょっと涙出てきた。生きる事への前向きさがそうさせるのだった。
 とにかく、この映画で重要なのはそこなのだ。皆真っ直ぐなんだ。直球勝負しか考えて無いんだ。考え方がすごくシンプルなんだ。本当はこうあるべきなんだ。
 シンプルほど強いものはなく、そしてなかなか難しいものは無いと思っていたが、人生もそうであったか。
 そんなこんなで夢中でスクリーンを見ていた。面白かった。表現もCGを上手く取り入れていたし、マンガチックな演出もまた面白かったしね。

 そして、吉岡秀隆。語弊を恐れずして言えば、ダメ人間をやらせて日本でこの人の右に出る者はいないだろう。大好き。もー、本当。
 
 しかし、3日連休だと言うのに妙にこう慌しいのは何故か。時間の使い方が全くヘタである。あと、生活環境が、ダメ過ぎ。引っ越したい。
 熱く生きねば。
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by skullscafe | 2005-12-25 19:05 | 映画


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