『SPIRIT』

 最近、“カンフー”って言葉はあまり使わないんだろうか。その代わり良く見かけるのが“マーシャルアーツ”。“カンフー”だと思ってみている物が“マーシャルアーツ”なんだろうか。勘違いなんだろうか。
 “カンフー”は“功夫”。中国の武術と僕は認識している。
 “マーシャルアーツ”は軍隊の格闘技術の事だと思っている。
 ジェット・リーの技の数々は“マーシャルアーツ”なのか?『SPIRIT』のパンフレットを読んでいて考え込んでしまった。
 まぁ、良い。映画自体は良かったから。
 
 『SPIRIT』
 最近のアクション映画には珍しく生粋の“カンフー映画”。子供の頃興奮しながら見ていたジャッキー・チェンの“カンフー映画”のように。見ていて熱くなった。コレが見たかったのだ!ありがとう!リー・リンチェイ!もう、ジェット・リーというより、リー・リンチェイって感じの映画だった。
 カンフーアクションのシーンもたっぷりだし、途中の改心するシーンなども、ともすると退屈になりがちだが程よい時間にまとめていた。
 武道は、己と向き合う手段、生の人間と人間のぶつかり合いの中で相手を知る会話の一つの形態であるとこの作品は言っている。それが分かってこそ真の武道家と言えるのだ。
 主人公は敵をなぎ倒し続け、最後には恨みを買い家族を殺され、恨みは恨みを生み続ける事を知った。本当の強さとは、腕っぷしが強いと言うことではなかった。
 『よくある話』
 もしかしたら、人によってはそう思うかもしれない。確かに話の筋など新しさなど無いんだが、新しさなどこの映画には必要ないのだった。ジェット・リーがいて、彼のアクションがあって、人の成長を純粋に見せてくれる。それだけで充分なのだ。
 ヒロイン役の女の子も中越典子みたいで可愛いしね。
 ただ、ラストのエンドロール流れる時の音楽が頂けない。ガックリ。音楽は重要だ。それまでの映画の余韻に浸る時間をブッツリと断つようなラップ交じりのハードコア系のロック。なんだそれ。





■今日のBGM■
『孤立無援の花』
eastern youth

血がたぎるぜ。
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by skullscafe | 2006-03-26 19:11 | 映画


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