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SLOVENDY LIVE

 まだ時間があるからラーメンでも食うか・・・
 そう考えたのが間違いの元。
 ライブハウスBELL'Sとラーメン博物館は全くの逆方向。敢えてラーメン馬鹿はラ
ーメン博物館に向かう。
 支那そば屋で醤油ラーメンを食べる。激ウマ!と言うわけではなかった。刺激の
ある味では無いのだ。意外と素朴なのだが、スープまで一滴残らず飲み干してい
た。ふ~ん。
 実はこういうラーメンのほうが作り出すのは難しいのかもしれない。トンコツ味
のものより。
 などと思っていたら、もうライブ始まる15分前。もう一軒回ってミニラーメンで
食べてみようかなんて考えていた僕のバカ。BELL'Sまでダッシュじゃん。
 慌てて走っている僕を見て町行く人は「大塚愛のフアンだな」と思っていたに違
いない。アリーナでは今日、どうも大塚愛のライブらしかったから。
 しかし、僕が向かったのは道はさんだビルの地下にあるライブハウスだ。
 間に合った。
 あーもーオジサン、アセダクダヨー。ビールビール。グビグビ。娘さん達すんま
せんね、オジサン走ってきたからさー。あ、ラーメン臭い?ん?ん?

 SLOVENDYにとって今日は2回目のワンマン。どんなライブをみせてくれるか・・・
走ってきたのも手伝ってかビールの酔いが早くも回ってきた頃、ライブは始まっ
た。
 1曲目に新曲を持ってきた。これは意外と勇気が必要だったのではないか。気のせ
いだろうか、やや不安定な感じがした。
中盤に、アコースティックコーナーを設けていた。流れがここからぐっと良くなった気がする。
 『恋猫』と言うコミカルな曲が聴けた。これはなかなか良い。SLOVENDYの知らない一面が見えた。この曲をきっかけになんとなく空気が変わった。ステージへの集中力がぐっと増した。
 続く曲は『回り道』。おお懐かしい。初期からのファンは聴いたことがあるだろう。最近のファンには新しく聴こえるかもしれない。
 このアコースティックな感じ(完全にアンプラグドではないんだけれど)の演奏はSLOVENDYにあっているのかもしれない。ヴォーカルも良く聞こえるし、アコギとエレキの響きも良い。
 そこから、アコースティックコーナーから元のバンド形態での演奏に戻る。
 後半はは情念系の曲で始まった。ここまで来ると場内も暖まってきて、良い感じだった。『シュナイダー』とかの情念系の曲、結構好きなんだが、SLOVENDYは“爽やかさ”を言われてきたけれど、意外とそうではないかもしれない。ちょっとメロウな感じも結構良い。それはこれまでの成長の証なんだろうか。
 気がついてみればアッと言う間の約2時間。中盤から後半の流れがとても良かった。
 6月にはなにやら参加したオムニバスアルバムも出るらしいので、今後とも期待を込めて注目するのだ。

SLOVENDYのHP
by skullscafe | 2006-04-23 08:40 | 音楽


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