『クワイエットルームにようこそ』ネタバレあり

 久しぶりに映画館に行った気がする。
 この前映画館で見たのは『新劇場版 ヱヴァンゲリヲン 序』。2ヶ月ぶりくらいか。1週間に1回のペースで映画館に通っていたこともあるのでそれを考えると随分、間が開いた。
 その間、見たい映画もあったのだが。『遠くの空に消えた』『クローズド・ノート』見たかった。いずれも行定勲監督。行定監督作品は良質なんだと言うこと信じ続けたくて、見たかったのだ。話だけ聞いていると、アノ事件をさっ引いてもあまり評判がよろしくない・・・。DVDが出たら見てみよう・・・。

 とにかく、久しぶりの映画館。作品は『クワイエットルームにようこそ』
 大人計画主宰の松尾スズキ監督作品。
 『恋の門』は非常に楽しめたので、今回も期待がかかる。
 果たして期待は裏切られなかった。面白かった。

 精神病院の話で、『17歳のカルテ』を彷彿させる。(ここで『カッコウの巣の上を』を引き合いに出さなければならないのだろうけれど、残念ながら未見である)
 あちらがアンジェリーナ・ジョリーとウィノナ・ライダーならコチラは蒼井優と内田有紀。
 
 なにが良いって蒼井優がカワイイというかキレイというか、いやぁ、キレイだわ。カワイイわ。
 なんだい、面白いといっておきながら結局蒼井優賛辞に終始するのかい。やれやれ。と、思うなかれ。その賛辞が出る土壌と言うものがあることに思いを張り巡らせねぇ。
 作品自体が良質でなければ、その上に立っている役者は滑稽になることだってある。つまり。今回、蒼井優が(もちろん他の役者も)勢いあるように見えたのは作品が良質であったからに他ならない。

 何が良質たらしめているのか
(1)物語の骨子がしっかりしている
(2)構成が絶妙
(3)遊びがある。かつその遊びがしつこくなくおしつけがましくない。
(4)役者の使いどころに間違いが無い。
ここら辺の理由ではないかと思う。

 フラッシュバックで思い出す過去にズレが生じていく過程など最高。言外に発しないものを人が秘めていることを改めて思い出させてくれる。また、主観と客観の差をここまでうまく表せているものって見たこと無かったので、そこも新鮮だったのかもしれない。
 また、役者で、隠れキャラ的に各界の著名人がチョイ役で出ている。
 もーなんつっても、庵野秀明。登場した瞬間、吹いた。ププ。『恋の門』に引き続き。今回は奥さんは出てなかった(漫画、ドラマ化されたりしてるし忙しいのかもな)。その存在感たるや、さすがアニメ界の重鎮。演技は下手だが、それがスッと自然に成立している。監督の技量か、庵野秀明の天性の才か。
 俵万智も出ていたらしいが気づかなかった・・・。
 僕も出たいな。どこかの世界で第一線に立たないとでれないんだよな。
 
 
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by skullscafe | 2007-11-15 00:15 | 映画


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