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『かもめ食堂』

 まず、何が気になるってアノ言葉で本当にコーヒーが美味くなるのかって事だ。

 『かもめ食堂』を見た。レンタルで借りて。
 静かな映画だが、不思議な魅力がある。
 小林聡美ともたいまさことくれば、僕などだと室井滋となるわけだが、今回は片桐はいり。
 いずれも、独特の雰囲気を持つ女優で、これだけでもう心くすぐられてしまうわけだが、役者陣に負けじと劣らず物語、映画全体の雰囲気、舞台となるフィンランドの風景も素晴らしい。
 静かな映画だけれど、騙されてはいけない。細かくはられた伏線、緻密な計算の元に観客は心地よく誘導されているのだ。罠がそこかしこに仕掛けられている。静かなようでいて、その実、ディズニーランドのアトラションを楽しんでいるかのような心地でもある。役者もとぼけた顔をしてさりげなく僕らのそばに地雷を置いていく。僕らは心地よくその罠にひっかかり「やられたー」と笑顔で吹っ飛ぶ。そんな感じの映画。

 こう言う物語を追うというより、むしろその雰囲気を楽しむ映画というのは最近好きかもしれない。『きょうのできごと』『コーヒー&シガレッツ』とかね。特に何を主張するわけでもなく、とつとつと登場人物が話す言葉から何かを、明確な形としてでなく感覚的に受け取る事が出来る映画。
 こういうの、作りたい。
 かもめ食堂
/ バップ
ISBN : B000ELGLDA
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by skullscafe | 2006-09-30 10:55 | 映画

12月のデザインフェスタ

出ません。
使いたかったブースなくなりましたので。
いやー驚いた。予想外に早くSOLD OUTカマサレタ。
デザフェスこんなに人気あったんだ?
残念だけど、劇団も忙しくなるだろうし、それにそろそろデザフェスへの参加の仕方も考える時期かもしれない。闇雲に参加するだけでは意味が無いのでは無いか、と前回から考えていた。
ただ参加する事に意義はもう見い出せない。自分なりの目的を持って望むのでなければ。
あの場で必要なのは強烈な個性。他の作品に太刀打ち出来る何かを作品に練り込めるようにならなくては。

しかしながら、次の春のデザフェスまで何も無いのは寂しいので、どっかで展示はやります。(断言)
デザフェスギャラリーか、恵比須の喫茶店か。もっと良いところあればそこで。
フリマも有りかもしれませんね。

良い機会なので1から出直します。

修行。
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by skullscafe | 2006-09-27 20:38

稽古もしてますよ

 と言う事をお伝えしておこうかと。
 宣伝臭いな。。。
 地元茨城劇団√6関連の事は、下記、劇団サイト内のブログに書いております。
 茨城劇団√6
 ぼちぼちメンバーが固まってきました。
 あとは、本だな・・・。
 やるやらない、上手い下手、書ける書けないは別としても密かに戯曲書いてみようか、と思っています。密かに。主宰には内緒ですよ・・・。
 中途半端に頭に浮かんだものは、そこから追い出さない事には、いつまでも残っていて精神衛生上良くないのです。(そんな事言って、頭の中そんな腐れアイデアだらけですが)
 
 とまれ、これからどうなる√6.乞うご期待!!
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by skullscafe | 2006-09-27 02:00 | 劇団√6

びっくりドンキー

 びっくりドンキーといえば、言わずと知れた、ハンバーグの外食チェーン。
 美味い。
 大学の頃、僕の体の80%はここのチーズカリーバーグディッシュで出来ていた。本当。(永田さん、お世話になりました。お元気ですか?)

 で、昨日帰りに偶然友人Pに会い、まぁメシでもと言う事になり、件(くだん)のびっくりドンキーに行った。
 
 内装が結構かわっており、以前のファミリーレストラン然とした内装から一転。ウェスタンな雰囲気となっていた。
 そこで、僕はチーズカリーバーグディッシュ150gを。友人Pはチーズバーグディッシュ400gを。400g!以前はそんなのあったか?
 やって来たハンバーグに舌鼓を打ちながら、話すのは将来への展望、夢と希望に満ち溢れたこれからの予定・・・ではなく、仕事の愚痴、プライベートの不甲斐なさ。そんなところで心地よさを覚えてしまうのは、やはり小物の証明か。現状を嘆いても何も変わらない。いい加減学習しろ、俺。しかし、愚痴ってしまうなぁ。まぁ、息抜きだ。何処もそう変わらんという再確認だ。
 そんな話の中でもここのハンバーグは変わらないのだ。ちょっとサラダが小さくなったかも・・・いや変わらないのだ。夢ばかりは山程あったアノ頃から何も変わりなくそこにある。
 もちろん、今だって僕自身には夢はある。希望はサラダのようにやや小さくなった気はしないでもないが、間違いなくそこにある。と、思っている。

 
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by skullscafe | 2006-09-27 01:40 | 雑文

そしてまた季節が巡る

金木犀のかほりがする。
もう、そんな時期か。
肌で感じる涼しさとあいまって、心地よい切なさを感じる。
しかし、嗅覚からの影響はスゴイと思う。
夕方のカレーの匂いは家に帰ろうと思わせるし、トイレの匂いは不快になるし、線香の匂いは何となくお寺を或いはやや死をイメージするし、花火の火薬はいつかいでも夏の匂いだ。良いコロンの香りのする女の子はやっぱり美味しそうで食べたくなるもんね。
昔、『RAMPO』と言う映画があって、映画館で映画に合わせて調合した香りを場内に流していたな。が、あの香りがホントにそうだったのかどうか、いまだに疑問だ。そしてそうだったとしてどんな影響を僕に及ぼしたのか。分からない。映画自体は今一つだった気がする。あんまり覚えてないんだよね。『IZO』みたいな感じだっけか。やっていることは斬新だったんだけどねぇ。

金木犀のかほりは、そんな奇をてらうでもなく、さり気に鼻孔をくすぐり、何気無く心に影響を及ぼす。
皆さん、恋をしたくなり始めたんじゃないですか?
僕は・・・僕はどうなんですかねぇ。切ないほどそこら辺は鈍感になりました。
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by skullscafe | 2006-09-21 21:47

拉麺放浪記『ヨシベー』

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最近、ラーメン屋新規開拓していない。
が、食べてはいる。主に新宿歌は舞伎町、『七志』のラーメンを昼御飯に。
営業行った先でもちょこちょこと食べてはいる。


レトロ感覚のラーメン屋『ヨシベー』。錦糸町駅南口、丸井を正面に4号右へ。ちょっと歩いたら右手にある。
トンコツベース。醤油・塩・味噌、細麺・太麺選べる。
醤油、細麺を選択。トッピングで半熟玉子。
具はシンプル。刻み葱、シナチク、チャーシュー1切れ。
スープは非常にサッパリしている。麺はややもったりしている。(延びた?)
全ての味が溶けこんでいる。と、考えるか、ボンヤリとした味と考えるか。
とりあえず僕はスープも残さず完食した。食べやすい事は間違いない。
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by skullscafe | 2006-09-21 10:29 | ラーメン

あーそうそう。

結局、僕は

地元劇団√6において

役者をやる事になりそうなんだが

・・・それが何か?
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by skullscafe | 2006-09-21 01:10 | 劇団√6

紹介

 あ、GEISAI今回ので最後だったんですか?本当に?一度も参加できなかった。
 で、僕の大好きな作家さんを紹介。

 大畑伸太郎さん

 ネットで作品みたり個展にちょっと行ったりしてる。
 この人の絵、大好き。
 儚げで、暖かくて、優しくて。
 この人の絵を見てると、この人が描いていてくれるならもう僕は描かなくても良いんじゃないかとも思う。なんだか偉そうな書き方だが、上手く言えないがそんな気持ちになる。「ああ、僕はもう筆を折らなくてはいけないんだ」そんな気にすらなる。
 この人の絵は、優しいんだが、迫力があり圧倒される。今の僕はただひれ伏す事しか出来ない。
 世の中には大畑さんを含めスンゴイ絵を描いている人は沢山いる。だが、同世代という事もあって、大畑さんには特に圧倒されるのだ。絵の前に立つと今までの自分をいやおう無く問われるのだ。そして愕然とする。この差はなんだ。と。
 ひれ伏しながら、平謝りしながらみじめったらしくも尚僕は思う。ごめんなさいごめんなさい。でももう少し描かせていて下さい。
 
大畑 伸太郎さんHP
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by skullscafe | 2006-09-20 00:42 |

久しぶりの稽古ですよ・・・

 稽古してきた。詳細は√6のHP内のブログにて。いくつ日記書いとるんじゃイ・・・。
 今回は、新しく来てくれた人もおり、盛り上がったねぇ。実に。
 やはり、この期間はよりオープンな感じでいろんな人と出会いたい。結構人見知りハゲしいんだが。
 もっと出入り自由でライトな感覚でできないもんかしらん?皆気持ちは充分オープンでライトである。それをもっとPRできれば・・・。おっとチラシ作らんとね。
 チラシを置きたい場所がある。アソコに置いたら反応どうだろうか。アソコ。

 にわかに盛り上がってきたか?劇団√6。
 早く、本やりたいぞ。
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by skullscafe | 2006-09-18 23:55 | 劇団√6

『ラン エンド ラン』劇団レトロノート

劇団レトロノート『ラン エンド ラン』


 面白かった。
 監督の結婚を機に10年ぶりに再会した、元野球部のメンバーたちの話。
 話の舞台は、結婚パーティの会場となるレストラン。
 パーティの準備で懐かしい面々が三々五々集まってくる。
 が、思い込み、勘違いが重なって思わぬドタバタ劇が始まってしまう。
 
 公演場所のサンモールサンスタジオは、初めてだったが、非常に綺麗な劇場だった。僕が知っている劇場では王子小劇場に近いイメージ。
 舞台は非常にカッチリと作られている。クロム舎なんかもそうだけれど、これからはこういったワンシュチュエーションのほうがむしろ主流になっていくのだろうか。単純に僕がそういった芝居を記憶にとどめている事から来る印象かもしれないけれども。
 芝居の世界にとてもすんなりと入っていけた。
 始まる前、客席がまだザワついているところに、舞台にちょこっと2人役者が出てくる。舞台であるレストランの店員らしい。なにやら1人がもう1人に仕事の指示を出している。それを受けてもう1人はちょこちょこ動き、しばらくして2人をも袖にはけた。セリフを喋るでもなく客席に何か伝えるでも無い。“向こうの世界”での日常を偶然みてしまったような感じ。さり気ないその行動に気付いた観客が、物語が始まったのかと次第に静かになっていく。ややあって開演のアナウンスが流れる。そして、静かに流れていた音楽のボリュームがあがっていき、物語が始まる。
 導入部のここら辺は上手いなぁと思った(偶発的なものであったら僕の勘違いになってしまうけれどそうであっても)。観客に舞台を見る準備をさせてからはじめる工夫。この事で自然にその世界に入っていけたのだと思う。
 そして、芝居の中においてセリフが自然な日常生活の言葉で進められていくこと。個々のキャラクターの性格設定が明確であること。書いてしまうとなんだか当たり前の事のようだが、それらがきっちり出来ているとこんなにも安心して見ていられる。心地よくその世界に浸れると言うのは最高である。
 逆に残念だった点も若干ある。話が途中でややだれる。
 理由は1つか2つ。
 1つは物語の中で起こる問題が、1人の登場人物に集中してしまっている事。
 もう1つは、その問題が、何と何の対立によって起こっているものかが不明瞭である事。
 総勢10人の役者の中で、問題の対象となっている1人対他9人の構図が形成されているが、問題を1人が抱えている為、1:9の構図がガッチリ固まったまま最後までいくので、変化が乏しく見える。
 また、その物語は“思い込みのズレから来る勘違い劇”なのだが、ちょっと分かりづらい。そこで、「?」で頭の中が占領されていくので舞台に集中しづらくなる。
 などと言いつつも、とても良い舞台だったと思う。
 何よりも、作りがとても丁寧。装置もそうだし、役者の芝居も、物語の進み方(見せ方?)も。スタッフTシャツ作ってるし、チケットも、チラシと同じレベルで作ってある。プロの仕事だなぁと思った。
 プロとは、人が決めてくれるのではなく、自分がプロであると意識するかどうかなのだね。そんな事を感じた。
 しかし、なんだ。茨城劇団√6はこちらの劇団の劇作家さんから本を頂く予定なのだが・・・失礼のないような舞台にしないといけない。僕らが現状で出来る限りの力で丁寧に作らなくては。
あ、またしてもアノ漫画のセリフを思い出した。
「マンガって絵と話だけでできてるんじゃないんだな。意思でできてんだな」
芝居も同じ。
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by skullscafe | 2006-09-18 09:01 | 芝居