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スウィーニー・トッド

■1本目■
【スウィーニー・トッド 街の悪魔の理髪師】

 ははぁ。コレ、日本でもミュージカルでやったんだ。宮本亜門が。
  
 今回この映画を見たのは久しぶりのシネプレックスつくば。土曜のレイトショウだったけど、ガラガラだったな。おいおいティム・バートンとジョニー・デップだぞ?

 面白かった。
 血はピューピュー噴いてるけど。
 復讐に目が眩んだ男の末期を描いている。
 
印象的だったのは青空。
 基本的に衣装やセット、メイクなど、ビジュアルがモノトーンで(フィルムが白黒なのではない)、ゴシックホラー好きな監督の趣味をうかがわせる。
 が、総天然色が当たり前になっている現在では、見ていて段々この画面に慣れすぎてしまって単調になり目への刺激が鈍くなっていく。更に舞台が、ロンドンの町で建物が入り組んだところで、舞台は理髪店で古臭く息苦しい屋根裏のような部屋という窮屈さ。まして復讐劇であるから、なお重い。そこにきて青空である。
 あのタイミングはすごかった。他の人はどうだか知らないが、僕としてはバッチリのタイミング。単調な画面構成に飽きる一歩手前で一気に開放的な青空へ。一気に張り詰めた緊張がほぐれた。物語の流れとしてもその部分は明るいものとなっており、窮屈さから開放される。
 
今回はミュージカルなので歌が重要な要素を担っている(当たり前だけど)。歌のことは良く知らないが、聞いていて心地よかった。吹き替えなしで役者が歌っているそうだ。ジョニー・デップの声の伸びが良い。歌を専門にやっている人から見れば色んな意見がでるのかもしれないけれど。
 でも一番良かったのはジョアナ役のジェイン・ワイズナー。鈴が転がるというか、小鳥がさえずるかの如き歌声。聞きほれた。

ラストが、アノ2人はどうなったんだ!?放置かよ!?と思ったが、これはあくまで、スウィーニー・トッドの物語だからあそこで終わりでよかったのだと思い直した。でないと“復讐劇”というテーマからずれてしまう。

面白い作品だった。血が大丈夫な人は見ておいて損はない。
 血がダメな人は見ちゃダメ。ピューピュー飛ぶから。

余談。
 パンフレットを買ったんだが、全く持って最近のパンフレットは雄弁過ぎる。
 インタビューが付いてるのはうれしい。が、粗筋が煩わしいというか、蛇足だ。はっきり言ってコレさえ読めば、大体見なくても分かってしまう。今回の作品はミュージカルで上演されたり、映画になったり色々しているらしいので、筋を知ってる人も多いのかも知れないが、全く知らない人が、例えば上演前に読んでしまったら、感動も半減してしまうだろう。
 この手のパンフレットで唖然としたのは『モーターサイクルダイアリー』という映画のものが酷かったな。まるで台本の如くセリフが書き出されていた。酷すぎる。


■2本目■
【善き人のためのソナタ】(DVD)
1984年の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)の局員ヴィースラー大尉は国家に忠誠を誓っていた。ある日彼は、反体制の疑いのある劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタを監視するよう命じられる。さっそくドライマンのアパートには盗聴器が仕掛けられ、ヴィースラーは徹底した監視を開始する。しかし、音楽や文学を語り合い、深く愛し合う彼らの世界にヴィースラーは次第に共鳴していく。そして、ドライマンがピアノで弾いた「善き人のためのソナタ」という曲を耳にした時、ヴィースラーの心は激しく揺さぶられてしまう。(Wikiより抜粋)

 クリスタのシュタージでの判断がショック。
 でも、あの場に立ったらそうするしかないかもしれない。愛も正義も奇麗事になってしまう。人間は弱いんだ。負けてしまう存在なのだ。それがまず前提なんだ。

 雰囲気は違うけど、【キッチンストーリー】(←これもなかなか面白い)という映画とかぶる。
 対象者に近すぎる傍観者は傍観者ではいられない。
 

■3本目■
【Brothers of The head】
1975年、好奇を誘うビジュアルと音楽でイギリスのロックシーンに衝撃をもたらした新人バンド、ザ・バンバン。バンドを率いる美しい結合性双生児のトム(ハリー・トレッダウェイ)とバリー(ルーク・トレッダウェイ)はたちまち人気者となるが、美しい女性記者ローラ(タニア・エメリー)との出会いが彼らの運命を変えていく。(Yahoo映画より抜粋)

 構成がドキュメンタリータッチのフィクション。
 フリークスの物語。じゃ、ない。
 むしろROCK映画。
 音楽カッコいいなぁ。好き好き。ROCKです。ゴリゴリです。
 ドキュメンタリータッチな感じが良い。これを普通にストーリーとして追ったらちょっと退屈かも。薄っぺらくなる気がする。
 映像もきれい。冒頭のシーンとかの色が好き。
 
 うーん。ちょっと前に黒澤明映画強化月間やったけど、ROCK映画強化月間、してみようかな。【ヘドヴィック・アンド・アングリー・インチ】とか敬遠していたんだが、これを機会に見てみようと思った。【ヴェルヴェット・ゴールドマイン】も途中で見るのやめちゃったけど、また再挑戦してみよう。
 ROCK映画といえば、この前までやってた【ノヴェム】っていう作品見たかったなぁ。DVD早く出ないかな。
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by skullscafe | 2008-01-27 23:35 | 映画

今更だけどCDJ07/08レポ

いやー、2007年→2008年の年越し、楽しく過ごせて良かった良かった。
カウントダウンジャパン07/08。
ベストアクトは

Cocco
岡林信康

・・・どちらにするか・・・うーん。甲乙付け難い。
全くタイプの違うライブだったけれど、どちらも何か感じるところがあって、良かったのだ。


今年はフジロック行くぞー!!!
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by skullscafe | 2008-01-06 19:16 | 音楽